ごきぶりポーカーロイヤル / KAKERLAKENPOKER ROYAL
ずっとお気に入りのボードゲームの一つ。
オンラインゲーム、スマホゲームとの大きな違いが、やはり対面でのコミュニケーションだと思う。表情、声色一つ一つを見逃さずにプレイしていくのがアナログゲームの醍醐味、そんなことを感じさせてくれるゲーム。直訳するとごきぶりポーカーロイヤルだけど、日本語名はごきぶりキング。
ルール
- 手札から一枚の不快害虫カードを誰かに裏向きで押し付ける。
こうもり、ごきぶり、ねずみ、カメムシ、ハエ、カエル、サソリ、ロイヤル(キング)の8種類から1つを宣言。 - 指名された人は、Yes/Noで答えるか、カードを見て別の誰かに宣言して押し付ける。
- Yes/Noの質問で間違った場合は、カードを表向きにして自分の前に置いていく。
正解したら回してきた人が表向きにして置く。 - ロイヤルカードを受け取った人は、山札の一番上のカードをさらに追加で自分の前に置く。
- カードを受け取った人からまた手番を始める。
- 自分の前に4枚同じ種類のカードが揃ったら負け。
- 特殊カードは「ロイヤル以外の全てであるカード(ロイヤル→No、それ以外の宣言→Yes)」「何でもない(全部No)」の2枚。
これらを食らった場合、指定された種類のカード1枚を手札から出すか、任意の2枚を手札から出す。
※初心者がいるときは、複雑なので特殊カード抜きでもいいかも。 - 7種類揃ったら負けルールもヴァリアントで面白い。
プレイのコツ
- 平気で嘘つける面の皮の厚さが大事!
カードの名前を忘れて確認するふりをするとか小ネタをはさみつつ。 - 自分以外がやり取りしているときも、しっかり受け取った人の表情をよく見る、嫌なカードが回ってきたリアクションを見逃さない。
- 自分のところに回ってきたカードを一度見てしまうと、カードを出してきた人はもう受け取ることがなくなるので、負けそうな人から回ってきたのは思い切って勝負したい。
感想
ルールだけ聞くと?だけど、実際プレイしてみると、非常に高度な読み合いが始まる。初心者だけでやるとよくわからないうちに終わるかもしれない。いきなり当てにいくよりは、他の人にカードを見て回していった方が絶対盛り上がる。その上で、プレイヤーの癖を読んで初手で当てられると気持ちがいいw 7人以上でも出来ないことは無いけど、すぐに集中砲火が始まって、何もしないプレイヤーが多くなっちゃうからやはり2-6人がちょうど良いんだろう。