軽い焼き付き?にエンジンコンディショナーで対処

先日猿ヶ島に行って転倒したときに、倒れたままスロットルが引っかかってしまい勢いよくアクセルが回ってしまい、ブオオーンと良くない姿勢で回転数を上げてしまったXL200R。その後、キックが軽くなってしまいかかりづらい。

打ち手はそんなに無い…

キックが軽いということは圧縮が足りてないのでは。デコンプワイヤーも別に引っかかってないので、エンジンが軽く焼き付いているような気もする…。さすがにオーバーホールするくらいならば違うオフ車に買い換えるわ!

 

エンジンコンディショナーを買って試す

出来る範囲の対策を打つため、カーボン噛みの可能性を疑ってエンジンコンディショナーを購入してぶち込んでみた。旧車バイクのオーバーホール代わりにぴったりなのではないか。

実作業手順

キャブ側からじゃなくてプラグホールから直接噴射すると良い、という規定外利用を早速見つけて試してみる。少しアイドリングをさせて温度を上げてから、プラグを外して中にエンジンコンディショナーをスプレーすると茶色い泡がぶくぶくと上がってくる。汚い、まじで汚い。

 

ピストンが上がったときに液体の逃げ場がなくなってエンジンが割れちゃうウォーターハンマー現象が起きてしまうということで、スプレーした液体をしっかり吸い出さないといけない。

このシリンジを使って、チューブをプラグホールに挿して液体を吸い取る。

なんかカーボンのカスみたいなのがいっぱい出てきたぞ…。真っ茶色だし。しかも上記写真は1回吸い出して、2回目の注入して吸い出したもの。やればやるだけ出てくるんじゃないか、これ。シリンジ使わずにキックをおろしてクランキングさせるだけじゃ液体取り切れないし、何よりカスまで取れない気がする。

エンジンコンディショナーでオイルが落ちちゃってるはずなので、何度かキックでクランキングさせてオイルを回してからプラグを付けて、キックで始動。先人たちと同様に臭い白煙が上がる上がる。カーボンの汚れが、最終的にオイルに回ってくるらしく、エンジンコンディショナーをやったあとはオイル交換をしたほうが良いらしいので、もう少し走らせてから実施予定。

 

レビュー

効果の程は、というと正直あんまり変わらない…。キックの抵抗があんまり無かったのが、多少バキッと踏みごたえがある気がするけど、単純にエンジンが冷えたタイミングなだけな気もする。。いかんせんこのあたりはまた林道か猿ヶ島で試してみないとわからないな。

更に、焼き付き対策の中に、ZOILをプラグホールから直接5ccほど入れるというのもあったので、次に乗る前にちょっと入れてみよう。流石に液体を入れて金属が回復するとは思えないけど、その日一日くらい圧縮が多少なりとも回復すればそれはよし。前回オイルに入れた残りがあるからそれで試してみよう。気温が上がりすぎない冬場は乗れると思うので、来年まではだましだまし乗っていきたい。

Categories: XL200R バイク
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