歩き回るたくさんのうさぎ。癒やされスポットの影で戦争の歴史を物語る大久野島

小動物好きとして気になっていたうさぎの島、大久野島で一泊してうさぎと戯れ、バイキングを楽しみ、毒ガス資料館で島の歴史を見てきた。

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アクセス

フェリーが本島(忠海港)と大三島(盛港)からそれぞれ日に6-7本出ている。車を積み込む事もできるけど、大久野島の中は自家用車は走行禁止なので、「大三島⇔本島で車を運びたい」ときや「荷物を車に入れたまま島まで持ち込みたい」ときに運ぶと良さげ。料金については、小さい車ならば車でしまなみ海道を行ったほうが少し安い。今回はしまなみ海道から行って、盛港からフェリーに乗っていった。大久野島に着くと、休暇村の無料のシャトルバスが出ているのでこちらに乗り込む。うさぎもバスや人に慣れきっていて、徐行するバスのすぐ脇をうさぎが歩いている。

 

休暇村大久野島

辺りを散策

徐行のバスで5分ほど、徐行のバスなので歩いても10分も掛からないであろう道のりで、休暇村大久野島に到着。玄関前にもうさぎが何匹もいる。早速持ち込んだキャベツを餌付けする。

うさぎ達は人に慣れているので、手から直接キャベツを食べてくれる。

島内には約700羽のうさぎがいるそうで、長毛種?と思しきうさぎもいたり色んな種類がいて、冬だと言うのに駆け回っている。

2羽並んでもぐもぐと。朝イチの方がうさぎの餌の食い付きがいいらしいと聞いていたが、夕方でも食べる子は食べていた。

集まってくるとかわいい。

 

右手に見える小久野島。瀬戸内海に夕日が沈んでいく。

 

食事はバイキング

夕食

取り放題なのは素直に嬉しい。牡蠣の季節と言うことで揚げたてカキフライが食べ放題だったり、お刺身もサーモン、ぶり、マグロなんかがあり、酒が進んでしょうがないw

朝食

朝食もバイキング。昨晩カキフライを揚げていたエリアで、焼き立てのイワシとサバがあって美味しい。

 

大久野島毒ガス資料館

外観写真を撮り忘れたのでこの辺から外観をどうぞ。大人は100円で入れて、中は撮影禁止だった。日本軍が毒ガスを作っていたことは昭和の終わりまで知られていなかったらしい。当時作られた毒ガスは、戦後に海洋廃棄されていたことや、当時の毒ガスに最近触れてしまい未だに苦しんでいる人がいることなど、知らなかったことが多い。

 

感想

長浦毒ガス貯蔵庫跡など、他にも見たい場所があったけど、時間の関係で断念。うさぎが可愛いだけじゃなく、歴史を考えさせられるいい滞在になった。夏場はフェリーの順番待ちもすごいことになるらしい。冬だから寒かったけど、その分人も少なくゆったり過ごせてよかったな。

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