オフロードバイクを始めるのに必要な装備・パーツまとめ
オフロードを楽しむにあたり、まず揃えておいたほうが良い装備をライダー用とバイク用に分けてまとめた。さらにつけっぱなしでは良くないパーツも合わせて記載してみた。
ライダー向け
ライダー向けのものは主にプロテクター。バイクの車種を問わず利用可能なものが多いのでぜひ早々に整えていって欲しい。
上半身用プロテクター(優先度 中)
かつてAliexpressで買った上半身全体用のプロテクターを愛用している。直接的に「着ていて助かった!」という場面には幸いにして経験していないが、全身守られている感がある。実際に、肘や肩など怪我しがちな部分が守られているのは確か。
オフロードグローブ(優先度 高)
申し訳程度のプロテクター付きのグローブを利用中。冬場に猿ヶ島のようなコースを走る場合、現地に行くまでは寒いので厚手の冬用グローブ、到着してからオフロードグローブに切り替えている。厚手のグローブではコースでの操作性が悪いし、オフロードグローブだけでは現地に行くまでは寒い。夏はもちろんオフロードグローブ一本で問題なし。
膝パッド(優先度 中)
教習所で使ったのと同じコミネのプロテクターを利用中。転んだ拍子に膝を打つことはよくあるので、かなり役立っている感はある。欠点といえばニーグリップがしづらくなること。プロテクター入りのパンツを買ってもいいかも、自分は持っていないけれど。。
オフブーツ(優先度 高)
何はともあれオフブーツは買っておいたほうがいい。走っていて木に挟まれたり、バイクを倒して足が挟まれても怪我しない。ありがちな転倒したときにエンジンやエキパイ等の熱いパーツに挟まれてやけど、なんてこともない。防水性能もあるので、泥がはねても大丈夫とお得なことばかり。
自分が使っているのはアドベンチャーブーツという、オフブーツよりは柔らかく(=その分安全性は低め)歩きやすいものを履いている。F650GSでツーリングに行くときもこのブーツで走っている。
バイク車体向け
ライダー本人ではなく、今度はバイク向けのパーツ。車種ごとの壊れやすいパーツが何かしらあるはずなので、それは自分でユーザーレビューを探してみて欲しい。(例:CRF250Lならば、左側転倒時に破損しやすいラジエターにガードを付けること等)なので、ここでは汎用的に必要なものに限って紹介する。
ハンドガード(優先度 高)
オフロードでバイクを倒すとまず壊れがちなのがレバー類。ハンドガードをつけていればバイクが倒れても先にガードが着地するのでレバーが折れにくくなる。普通に走っていても、枝とかの障害物に手が直接当たらないので、バイクには早めに付けておこう。
ZETAのちゃんとしたやつはやっぱり結構なお値段がする(金属の棒部分とプラスチックのプロテクターが別売)ので、自分は中華の安めのガードをつけている。
スキッドプレート(アンダーガード)(優先度 高)
段差でバイクの腹を打つことや、石が跳ねてエンジンやフレーム当たることがあるので、スキッドプレートで守っておきたい。CRF250Lはプラスチックの小さいものしかついていなかったので、ZETAのスキッドプレートを装着している。各車種ごとに専用品があるので探してみて欲しい。
可倒式ミラー(優先度 中)
千円前後でミラーを買っておくと、これもまた転倒しても割れづらくなる。取り外し出来ない林道で役立つ。猿ヶ島であればそもそもミラーごと一式外しておけば良いので、まぁ余裕があれば変えておきたいパーツ。なお、高速道路でまれに風圧に負けて角度が変わってしまうのでちょっと走りづらい。
NGパーツ例
装着しているとオフロード走行において危険なパーツ類。林道ツーリングで取り外しできない場面もあるだろうけれど、コースでぐるぐる走って遊ぶような場所に行くのであれば、現地で外しておきたい。
ハンドルカバー
冬場暖かいハンドルカバーだが、オフロードでは手が抜けずに骨折しうるので、外しておきたい。
リアボックス
ヒルクライムで射出!なんて事態が起きたときに、ボックスがついていると身体ごと持っていかれて危ない。
スマホホルダー
転倒の仕方によっては上半身や顔周りに激突することもあるので、外しておいたほうが無難。さらに段差の衝撃でスマホが吹っ飛んで悲しいことにもなりかねない。
大きいスクリーン
これも転倒時に刺さるし、そもそも風に煽られてハンドルを取られがちなのでオフ車につけるのはあまりおすすめはしない。