クイーンドミノ
キングドミノの続編。キングドミノと比べると、考えることがかなり増えて複雑になったので、先にキングドミノをプレイしておくのが良い感じ。
手順
引き続き、タイルを4枚、数字の小さい順に場に並べて、自分のコマを配置して、「より良いコマを取ったら次の手番は後手番」というキングドミノ同様の仕組み。
徴税
そのターンに配置したタイルに、兵士コマを置くことでその地形のマス目の数だけお金が手に入る。このお金を使って、空の赤い領地に建物を買って建てることができる。
建物
場に6枚並んだ建物タイルをお金で買える。
建物タイルは、兵士が増える、勝利点が増える、徴税するコインが増やせる、等の効果があり、建物が建てられるオレンジ色の町マスが含まれているタイルの数字も軒並み大きい(=価値が高いので、取ったら次は後手番)
買われなかったものは安くなる方に詰められていく。
また、建物で塔を立てることで獲得できるクイーンコマがある。クイーンを持っていると、「建物タイルを1金安く買える」「ゲーム終了時に一番領地が広いところの王冠1個としてカウントできる」能力があり、王冠1個分は中々強い。
ドラゴン
1金払ってドラゴンを使えば、場に出ている6枚の建物タイルの内1枚を焼き払ってゲームから除外ができる。「他のプレイヤーにとらせない」「自分がより良いタイルを引く確率をあげる」ために使う感じかな。
コマの配置
最後に、場のタイルにコマを配置して、次回獲得するコマと順番を確定させる。ここはキングドミノと同じ。
感想
4人でプレイ。
自分は序盤に鉱山と赤い町を引けたので、満遍なく領地を作れたものの、上家のプレイヤーが塔の数分のお金を追加で獲得できる建物を立てていて、お金を大量に獲得される。
結果、74点で1点差で2位着。
一番得点が低い人が50点弱で、そのプレイヤーは王冠が無い領地を作ってしまっていたので、「領地作り」「建物建設」をバランス良くやらないといけないようだ。
キングドミノで感じたあっさり過ぎなところがなくなり、考えることが増えて重くなったこっちの方が好みだ。キングドミノと混ぜてプレイもできるようで、そっちも次回はやってみたいところ。
シヴライゼーション
シヴライゼーションではなくシヴィライゼーションだとGoogle検索や日本語変換ソフトのオートコレクトが働くけど、これはCVlizaition/シヴライゼーションなのであしからず。
CVと似たような雰囲気のゲームで、こちらは8枚の手札を使ったバッティングゲーム。毎ターン手札のカードを使いリソースを集めて、集めたリソースでゲーム名の通り文明の発展に関する「アイディアカード」を買っていき、集めた幸福度が一番多いプレイヤーが勝利。
アイディアカードはシヴィライゼーションで言うところのテクノロジーツリーのようなものだけど、山札が2パターンしか無いので、共通言語すら無いのに車輪が発明されていたりするw
手順
毎ターン、手札1枚を表、もう1枚を裏に、2枚ずつ出していき、数字の小さい順に解決していく。(あやつり人形みたいな)
基本的には2人が同じ種類のカードを出していると効果が最大化することが多く(狩り、伐採など)、3人以上が同時に出すとリソースが貰えなかったり少なかったり。
「取引」カードは1枚のときが一番効果が大きい。
全員のカードの効果が解決したら、アイディアカード購入のフェーズ。
場札として場に表向きに並んだ4枚のアイディアカードを親から時計回りに買っていく。
一巡するまで補充されないCVと比べてこちらは買われたら即山札から補充されるため、下家はそもそもどんな場札が出るかわからないので運要素が大きいw
CVと同じく購入したアイディアカードの効果で「特定の種類のカードを買うときに1コスト少なく済む」「さぼりカードで幸福度マーカーを手に入れることに成功したら、追加で1つ幸福度マーカーがもらえる」などプレイが有利になるものが増える。
手札6枚分(3ラウンド)×3回プレイして、幸福度が一番高いプレイヤーが勝利。
感想
今回は前回CVをプレイした5人でプレイ。感想としては、CVより荒削りな感じかな。アイディアカードに結構強力なやつがいたりして、良いアイディアカードを買えるとかなり有利。あいつ、裏向きであのカードを出しているな?とか推理しながらカードを出して行ってすんなり当たったり外れたりの盛り上がりは結構あった。
自分は最低点の11点にしかならず、幸福度マーカー、カードを満遍なく集めていたプレイヤーが25点を取ってトップ。
全体的なバランスがCVのほうがよく取れていた印象。でも名称的にはCVのあとにCVlizationが出ているので、こっちが後なのかな??
スコットランドヤード:カードゲーム
定番の名作スコットランドヤードがカードゲームになっていた!
手順
各プレイヤーは「タクシー」「地下鉄」「バス」「ブラックチケット」+1枚だけあるミスターXのカードをシャッフルした山札から手札を配られ、誰か1人がミスターXとなり、他は刑事となってミスターXを当てに行く。
勝利条件は以下の通りで、結構山札があっさりなくなる。
- ミスターXの勝利条件:山札がなくなること
- 刑事の勝利条件:ミスターXにXのカードを捨てさせること
1ドロー1プレイで時計回りにカードを一枚ずつプレイしていく。場に置かれた3枚のアクションカードの前にチケットカードが置かれており、今の数字より大きく右隣より小さい数字を出して操作を進めていく。対応する色のカードを出すと、よりよい効果が得られる。
序盤は他のプレイヤーの手札が確認できるように真ん中の尋問にカードを積んでいき、ミスターXを確定させて、その後は左側で手札を捨てさせたり、尋問でブラックチケット1枚ドロー&3枚捨てで2枚削っていく。
ミスターX側は、ブラックチケットを出すことで強力なアクション(プレイヤー合計で複数のカードを捨てさせたり、山札から4枚ドローしたり、ミスターXカード自体を他のプレイヤーにランダムに回したり)が使える。
感想
5人でプレイ。他のプレイヤーは全員経験者で自分だけ初回なのに、早速ミスターXを引いてしまい慌てるw とりあえずバレないように尋問を他プレイヤーにかけたりしてジリジリ山札を減らしていく。中々ミスターXとはバレずにいたけど、終盤で尋問されて役割がバレる。ブラックチケットを使う前に山札が切れてしまい、なんか消化不良な勝利w
もう一戦は、刑事側でプレイ。序盤にミスターXを発見し、ゴリゴリ手札を削っていく。操作アクションで、最後の二枚で無事ミスターXカードを引けて勝利。スコットランドヤード感は少ないけど、お邪魔者+ザ・ゲームって感じでお手軽にプレイできて面白い。あとで調べたら和訳ルールを書いている方が!
https://twitter.com/mori_boardgame/status/949533895560540161