ボルテージのルール、レビューなど!
Amazonのタイムセールで買ったボルテージを家会で初プレイした。調べてみると日本語の情報が少なかったので、ルールやレビューを備忘がてら書いておく。
英語のパッケージに日本語のシールが貼られて、日本語パッケージになっていた。グローバルで生産ラインが同じなのかもしれない。カード、ボード、コマには言語依存性全く無し。ルールブックはかなり簡素な感じ。
前振り
忘れられた発電所の崩れかけた壁の中、古のタービンは今も高い電圧を帯びている。
君のエンジニアとしての仕事は、この電力をしかるべきところに逃がすことだ、、、だがそう簡単にはいかない。ライバルのエンジニアもまた、回路とブレーカーをいじくり回して、その電力を違う方に流そうとしているのだ。
君の思う通りに電力を流すには、スキルとほんのちょびっとの運が必要になるだろう。しかし、正しくカードをプレイすれば、敵を暗闇に置き去りにして、明るい未来を迎えることができるだろう。
みたいな前振り(意訳)が、日本語ルールブックには書いてません!w BGGの英語のルールブックにはおどろおどろしいデザインで上記が書いてあるんだが、日本語版は可愛くアブストラクトな感じのデザインに変わっている。もしかしたら言語の差ではなく、デザインをリニューアルしたときに色々変えたのかもしれない。なお、日本語ルールと英語ルールで差分があり、誤訳なのかルール変更したのか、読解力が低いのかわからなかったので、参考のために併記しておく。
勝利条件
4セット先取したプレイヤーがゲームに勝利。
ゲームの進め方
毎ターン以下の一つを選んで実行。
- 1枚出して、1枚ドロー(先にドローはNG)
- 2枚ドロー (手札は最大6枚)
- 1枚出して、もう1枚別の色のターミナルに出す。
カードについて
数字カード:相手か自分の、カードと同色のターミナルにつなげて出せる。
バイパスカード:相手の、いずれかのターミナルにつなげて出せる。「つなげたターミナルにあるいずれかのカード」を自分のターミナルにつなげることが出来る。カードとしては1枚として数えるが、数字は0扱い。
ブラウンヒューズカード:相手の、いずれかのターミナルにつなげて出せる。「つなげたターミナルにあるいずれかのカード」とこのカードを捨て札の山に移す。
※バイパスカードとブラウンヒューズカードは、日本語だと同じ色のターミナルかどうかわからないけど、英語ルールだと↑に記載の通り、つないだ色のターミナルと明記されている。
トランスフォーマー(裏面):裏面に黄色い電気マークが書いてあるカードの場合、ターミナルブロックのプラスマイナスを入れ替えることが出来る。
セットの上がり方
4色のいずれかの列で、相手と自分と合わせて5枚カードが出されたら、以下の条件で勝負。
- ターミナルブロックが+ならば、数が大きいプレイヤー
- ターミナルブロックが-ならば、数が小さいプレイヤー
が、1セットを勝ち取る。
なお、カードが同点だったときは、
- 日本語ルール:どちらも0点。
- 英語ルール:5枚目を出したプレイヤーがセットを失う。
セットが取られたら、その色の列のカードを全て捨て札にして、
- 日本語ルール:カードを集めてよく切って、次のセットを始める。
- 英語ルール:残りはそのまま、ゲームを続ける。
※ここが一番混乱したところで、日本語ルールだとカードを集める範囲が「ターミナルにつないだカード」「捨て札の山」「引き札の山」のどの範囲なのか、よくわからない…。
山札が無くなった場合は、捨て札をシャッフルして山札にするとのこと。
レビュー
数字をつないでいって、大事なところでトランスフォーマーや、バイパスカードが引けると強い。手札に6枚しか持てないので、手札を貯め込むと出したくないとか引きたくないとか、色々ある。最長で7セットゲームが続くので、カウンティングすればガチゲーになるかもしれないなー。自分の場合は記憶力が悪いので、読みゲーと言うよりは、けっこう運の要素も強いプレイ感になった。二人ゲーで軽くプレイするにはいい感じかな!