【新型コロナウイルス解析支援】Folding@homeを始めた【#StayHome】

folding@home

自宅から簡単に新型コロナウイルス解析支援ができるFolding@homeを始めた

PCにインストールするだけで簡単に新型コロナの解析支援ができるFolding@homeという仕組みがあることを知った。外出自粛で暇なので、自宅から解析支援を始めてみた。

 

Folding@homeとは?

古くはSETI@homeが20年前に出たころから、家庭の遊休PCのリソースをデータ解析に使うことが行われていた。SETIは”Search for Extra-Terrestrial Intelligence”、すなわち地球外知的生命体探査。カリフォルニア大学バークレー校が運営していたが、今は休止中とのこと。昔の実家のPCでスクリーンセーバーにこれがインストールされていたのが懐かしい。

一方、Folding@homeも同様に家庭用PCで解析を行うプロジェクトだ。Foldingというのは、タンパク質の折り重ね構造から始まり、今は癌やアルツハイマー病などに加え、新型コロナウイルスの解析も対応しているとのこと。

 

参加方法

まず公式サイトに行き、ダウンロードページからOSに合ったものをダウンロードする(自分はWindows版)

folding@home

ダウンロードしたものを起動してすべてYesで答えればOK(気になる人は全部読んでください、、、自分はめんどくさいので読み飛ばしてしまっています、、良くないけれど)

よろしければteam numberに 255433 と入れていただけると、boardgame-rider.comチームに参加できるので、一緒に解析できると嬉しいです。(ただのチーム間で競争させてランキングにする仕組みなだけで、特に利益が生まれると言ったことは一切ありません)

チームの実績は以下から確認できる。

https://stats.foldingathome.org/team/255433

起動してしばらく解析は始まらないが、裏側でデータのダウンロードが始まる。データのダウンロードが終わり次第解析が始まる。

folding@home

常駐アイコンを右クリックすると出てくるWeb Controlのリンク先がChromeだとうまく動かないので、Edge等の別のブラウザから見ると正しく見られる。

folding@home

なお、on Idle=アイドル時(触っていない時)だけ解析、Pause=一時停止の意味。「普段はチェックを全部外しておいて、例えばゲームをするときだけPauseする」とか「On Idleだけチェックを付けておいて、普通に使う(と、触っていないときに解析してくれる)」と言った設定が可能。

folding@home

Web ControlからもCPU powerの利用負荷やタイミングの設定(Only when idle=アイドル時だけ)等の設定や進捗確認が可能。

 

総評

外出自粛の要請等を受けて、土日は家に篭もってPCで作業をしている人も多いと思うので、ぜひ遊休リソースを解析に当ててみてはどうだろうか。設定も非常に簡単。また、新型コロナウイルス以外もパーキンソン病、アルツハイマー病と言った難病の研究にも寄与できるので、新型コロナウイルス禍が収まってもそっとPCの片隅に立ち上げていて上げて欲しい。

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